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Biography

米元優曜 Masaaki
Yonemoto
Masaaki
Yonemoto

米元優曜
Profile
  • 1987 山口県玖珂郡和木町に生まれる
  • 2010 倉敷芸術科学大学芸術学部工芸・デザイン学科ガラス造形コース卒業
  • 倉敷芸術科学大学学長賞(首席)
  • 同大学特待生認定(’07, ’08, ’09)
  • 2012 富山ガラス造形研究所研究科修了
  • 現在 山口県にてアトリエを構える
  • 01 Exhibitions More
  • 02 Awards More
  • 03 Public Collections More

About
the Artist
About
the Artist

デビュー作を一見して、私の頭を過った。米元優曜さんの曲線美は天性の才である、と。そして2012 年に初めてお会いし、さらに確信した。優しい面持ちとは裏腹に、その芯の強さ、自信溢れる物言いはかなりの人物である、と。意外と似合う作業着に黄色いヘルメットを着用した、駆け出しのサラリーマンであった米元さん。当時は日常業務の合間に作品制作をされており、作品は寝たきりの横の直置き。しかし、米元さんの艶やかな曲線を最大に見せる方法は縦位置ではないか。方向性が決まり、彼はすぐに行動に。疾風の如く、まるで近未来の摩天楼が次々と地平線からポコポコと立ち上がるように、代表作Skyscraper が生まれ、売れ渡り、作品ごとにその曲線に妖艶と神秘を纏うようになった。その果てに、お客様の邸宅内にあるセザンヌとSkyscraper がペアリングされ、思わず呟いた。もはや、夢は夢ではない、と。完売御礼が続き、数年後に独立。地元凱旋。アトリエ設立。結婚。そして今は玉のような子の父に。好青年が立派な大人へと成長していく光景こそ、米元さんの人生という名のTimeline。彼が越えようとするのは、ガラスのSkyline。A Lighthouse called Kanata に明かりが灯る時、燦然と輝く米元さんの未来都市が広がる世界を見た。